【こちらの記事はストレートこそ正義と縮毛矯正をかけていた時のお話ですが
カラーバターについては変わらず使っています】
カラーバターって、あんまり聞いた事がないけど何なの??
を白髪持ち視線でお話します。
普通に『カラーバター』って検索してもメーカーさんの若者キラキラサイトしか出てこなくてアラフィフ白髪世代としては、私には関係ないもの...って引いてしまうけれど
じつは、白髪を完全に完璧に隠す!!事にそれほど固執していないならアラフィフ世代にだって使えるんです。
おおまかにカテゴリー分けするならカラートリートメントの分類になる『カラーバター』
結構、優れものなんですよ!
Contents
カラーバターってなに?白髪染めとはどう違うの?
まずは百聞は一見にしかず
私の手持ちのカラーバターです。
冒頭にも述べた通りカラートリートメントの一種になります。
白髪に使うおすすめ!と言われている代表的なカラートリートメントと言えば
辺りかな?と思うんですけど、白髪用カラートリートメントと比べると
●テクスチャーが固めで粘度が高いのでボトボトたれたりしにくいので扱いやすい
●黒や茶だけじゃなく色のバリエーションが多く、混ぜる事も可能
●カラートリートメントは2~3日ごとに使う物が多いけれどカラーバターは2~3週間に一度程度
あとは、カラートリートメントというと種類が多く製品によっては染まりやすくする為に髪が傷むような化学物質が入っていたり
モノによっては、カラートリートメントをした後に白髪染めやパーマをかけると髪が緑になってしまうものがあったり...と
種類の多さから一つ一つの製品の良さやデメリットが分かりにくくて選択肢に困る。
と言う理由で私はカラートリートメントは使っていません。
全幅の信頼を置いている美容師さんに
と言われたこともあって。
何度か、『髪が緑色になっちゃったっ!!』といらっしゃったお客さんがいて
こればっかりは、どんなに黒染めをしても何をしても治せなかった...と。
苔が張りついたような独特な緑になってしまうんだそうです。
白髪染めとはどう違う?
そもそも、一般的な白髪染めとカラーバターとの大きな違いは
一般的な白髪染めの色の付き方
一般的な白髪染めは、髪に薬液と塗布してから時間を置き過ぎると髪がボロボロになっていくのはご存知だと思います。
1剤と2剤に分かれていて、1剤に入っているアルカリ剤でキューティクルを開かせ
更にアルカリ剤で2剤の過酸化水素を分解させて酸素によって元々の髪の色素を脱色させます。
↑これ、ブリーチです。
明るめの白髪染めをしたい場合は特に黒髪の色をかなり抜かないと茶髪にはならないよ。
話を戻し...
先ほどの発生させた酸素で脱色と同時に1剤に入っている色素を発色させて薬剤で開かせたキューティクルの隙間から色素を入れて髪を染色させます。
ここまでが、一般的な白髪染めです。
カラーバターの色の付き方
カラーバターは髪の表面に色を付着させるだけ。
トリートメント成分に色素を混ぜてあり、イオン結合によって色が付くので
専門的な名称として『塩基性カラー剤』と呼ばれています。
プラスイオンを持った色素が髪のマイナスイオンにくっつく事で色を付着させていきます。
イオン結合だけで髪の表面に色を付けるので髪が傷む心配はありません。
ただし、黒髪の脱色をしないので黒髪は黒髪のまま。
実際には色素は付着していますが、黒い色の上に色を塗っても分からないのと同じで色の変化はほとんど分かりません。
白髪に対しても白髪染めのようにしっかり染まる!ガッツリ染まる!事はありません。
黒だったら暗めのグレー。ダークブランだったら薄茶。ライトブラウンだったらイエロー寄りの薄々茶程度です。
なのでエンシェールズのカラーバターの一番人気色『アッシュミルクティー』では、ほぼ色の変化は分かりません。
冒頭の画像ですが、一番手前中央にあるのが『アッシュミルクティー』です。
ただし、全頭白髪の場合は黒髪に邪魔されないので逆ウィービングカラーのように使うとさりげなくて素敵だろうな~...といつかやってみたいスタイルです。
・・・って、そんな色味が薄くしか入らないのに白髪染めの代わりになるの?
と思われるかもしれませんが、色を混ぜる事で私はいい感じに白髪に色を入れられています。
その内容は別記事でお話させていただいてます。
カラーバターは白髪に使える!と私が言い切る理由
60歳?70歳?80歳?
。。。気が遠くなる バタッ_(:3 」∠)_
白髪が増えれば増えるほど、白髪染めをしっかりしなきゃ境目くっきりが目立つようになるし
染めの期間も短くなっていく。
白髪染めを繰り返せば繰り返すほど髪はパサパサになっていくし
白髪を黒っぽくする為のジアミンでアレルギーがいつか出てくるかもしれない。
そんなこんな事をモヤモヤ考えながら白髪をしっかり隠し続けるの
イ・ヤ・だ!!
という人にとってはカラーバターはうってつけです。
- トリートメントなので傷みやすくてパサつきやすくなった揺らぎ世代の髪に優しい
- いくら時間を置いても髪が傷む事がないのでセルフカラーでも慌てず焦らなくても大丈夫
- 2~3週間で色が退色していくので白髪染めをした時の様に白髪が伸びてきても境目が分からない。
- 境目が分かりにくいから移行期の河童状態に悩まされない、というか移行期じたいがない。
- 白髪染めのアレルギーの原因と言われてるジアミンが入っていないから安心
- 色が豊富なので黒や茶だけに縛られず色遊びもできる。
自分の目が黒いうちは髪も黒々させていなければ!
という強い意向があるわけじゃなければ試してみる価値はあると思います。
やってみて、やっぱり自分には合わないわ...だとしたら、また白髪染めに戻せばいい事なので。
ヘアマニキュアのように髪をコーティングしてしまうような物ではないので一度やったら戻れない!ではないのでご安心を ^^
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カラーバターとは?白髪に使う物じゃない?のまとめ
そもそも、カラーバターという髪に色をいれる素材自体があまり知られていない事もあって、これを白髪に使ってみようと思う人がまだまだ少ないんだと思いますが...
大まかにくくってしまえばカラートリートメントの一種で白髪染めより手軽に髪に色を入れられる染色剤です。
本来は、ブリーチで色を抜いた髪に色を入れて楽しむ事を目的としている物ですが
白髪持ちにとっても、こんなに都合の良いものはないんじゃないか?と私は思っています。
何度も言いますが
白髪を完全に隠したい! 白髪がある事を知られたくない!
という方には全く向いていませんが
この歳だもん白髪はあって当たり前!
いつかは白髪染め辞めたい!
黒や茶だけじゃつまらない!白髪で色遊びしてみたい!
などなどwith白髪じゃないですけど白髪とゆる~く付き合っていける方はカラーバターおススメですよ!
というお話でした。