喪中はがき 年末に亡くなって間に合わない時どうする?文例は?

冠婚葬祭

年末に大切な家族を亡くしてしまった方へ。

師走の月、暮れの12月。

一年も残り少なくなり、なにかと慌ただしい中で家族や身内を亡くし

看取りから、通夜、葬儀と心身共に目まぐるしく立ち動く中で

忘れてしまいがちな年始の挨拶の事。

 

もちろん、喪中ハガキ・欠礼ハガキとして出すわけですが

『気持ちも手も回らなかった』

『年末ギリギリで間に合わなかった』

という場合はどうしたらいいんでしょう?

ここでは、いつ頃までなら失礼にあたらないのか?

間に合わない場合は?

その場合に気遣わなければならない事...などについてお話させていただきます。

 

 

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喪中はがきは年末に亡くなった場合でも急いで出すべき?

まず、なぜ喪中はがきを出すのか?

意外に勘違いされている事として

『年賀状をお断りする為』と思っている人も多いのが事実です。

 

そうではなく

『大切な身内が亡くなり、悲しみの為に祝い事などから距離をおいています。

新年を迎え寿ぐ気持ちになれずにおりますので、

本来なら贈るべき年賀状の送付を今年は控えさせていただきます。』

 

という意味あいの挨拶状であり、お詫びのお手紙です。

 

ですので「喪中期間は年賀状を受け取ることは出来ない」という事ではありません。

送っていただく年賀状は、ありがたく受け取ってくださいね。

 

喪中と忌中のホントの話や違いについて、また初詣についての詳しいお話は

 喪中に厄年 初詣は忌中。違いがある厄除けと厄払いを知って安心参りを!

を参考にしてください。

 

ただ、この本来の意味がすり替わって通説のようになってしまっている為に

年賀状をくださる側の方が

『知らずに(気づかずに・忘れて)年賀状を送ってしまった!

と思ってしまう事を慮って

11月~12月の初め、相手が年賀状の用意を始める前には...

という慣習になってしまったというわけです。

 

ちなみに、年賀状の発売の時期はいつでしょう?

2020年 令和2年用の発売時期は

11月1日(金)~1月10日(金)

 

そして、2020年のお正月に届ける年賀状受付期間は

2019年12月15日(日)~

 

2020年 元旦に確実に相手に届けるには

2018年12月15日(日)~12月25日(水)まで

 

年によって数日の変動はありますが、毎年この辺りが日程になっています。

 

年賀状の用意も人それぞれで、年末ギリギリの人もいれば

張り切ってこの日程近辺にスケジュールを確実にこなす人もいたりと様々ですが

相手方の

『知らずに(気づかずに・忘れて)年賀状を送ってしまった!』と思ってしまう事を配慮する

とするならば、やはり通説通り

11月~12月の初め、少なくとも半ばには喪中はがきも投函したいところです。

 

でも、年末にお身内を亡くされた場合は

中々落ち着かず喪中はがきの事まで気持ちも手も回らない事も事実。

 

たとえ、お亡くなりになったのが11月や12月初めだったとしても

行政の手続きなどは何かと煩雑なので年末だからこそ

そちらに気を取られてしまったり...

気持ちの整理もままならないまま時間だけ過ぎてしまったり...

 

そんな状態のまま、49日法要の事や納骨などの心配だってしなくては!

と本当に気の休む間もありません。

そして、暮れも押し迫って、ハッと気づく喪中ハガキの事!

なんて当たり前で仕方のない事なんですよね。

 

じゃあ、もう間に合わない!って時はどうしたらいいんでしょう?

 

年末で喪中はがきが間に合わない!失礼にならない方法は?

日本には良くも悪くも、とても礼節にとんだ習慣が多くあって

寒中見舞いもそのうちの一つ。

 

元旦を過ぎて、自分の年賀状がとどいた頃に

遅ればせながら喪中はがきが届き

相手先にお正月早々『しまった!』と後ろめたい思いをさせない為にも

 

喪中はがき・欠礼はがきとして出すのではなく

年賀状をいただいたお礼も含めて『寒中見舞い』として出す方が

心遣いが感じられるのではないでしょうか?

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一般的に寒中見舞いを出す期間は

松の内(1月7日)があけてから立春(2月4日)まで。

投函は1月末までが目安です。

 

猶予としてはひと月ほどありますが

年末に喪中はがきの事に気づいたのならば

松の内(1月7日)が過ぎた頃には

早速相手先に届くように準備をしておきましょう。

 

寒中見舞いを出す範囲としては、

毎年、年賀状をやり取りしている方々です。

自分だけでなく、あなたが喪主を務めたのだとしたら故人の関係も忘れずに。

 

葬儀をした場合、会葬に来てくださった方々全員に出さなきゃならないのか?

と思ってしまいがちですが、それは必要ありません。

 

あくまでも毎年やり取りしている年賀状の欠礼の意味合いで出すものなので

今年から新たに年賀状をやりとりするであろう人ではない限り

出さなくても失礼にはなりません。

 

また、年末に喪中はがきを出さなかった為に

年賀状をくださった人と昨年の年賀状の確認をして

だぶりや取りこぼしが無いようにするのも忘れないようにしてください。

 

喪中はがきの年末に亡くなった場合は寒中見舞いで?文例はどうする?

では、寒中見舞いを喪中はがきの代わりとしてだすには

どんな文面で書いたらいいのでしょう?

 

基本の文例としては下記のような文面で良いかと思います。

 

寒中お見舞い申し上げます 向寒の折 皆様にはお変わりございませんか
喪中のため年頭のご挨拶を差し控えさせていただきました
旧年中に賜りましたご支援に深く感謝いたしますとともに
本年も変わらぬおつき合いの程よろしくお願い申し上げます
20〇〇年 一月

 

寒中お見舞い申し上げます
寒さはこれからが本番ですが、皆様にはお変わりございませんか。
【故人続柄】の喪中のため年始のご挨拶を差し控え、失礼いたしましたが、今年もなにとぞよろしくご厚誼のほどお願い申し上げます。
20〇〇年 一月

 

寒中お見舞い申し上げます
年末に○○が永眠し 年頭のご挨拶を控えさせていただきました
ご連絡が行き届かず 誠に失礼いたしました
今年も変わらぬお付きあいのほど どうぞよろしくお願いします
20〇〇年1月

 

寒さ厳しい折いかがお過ごしでしょうか
昨年●月に ●●が他界したため年始のご挨拶を控えさせていただきました
欠礼のお知らせもせず大変失礼いたしました
本年もどうぞよろしくお願いいたします
20〇〇年1月

 

送る相手や、状況により故人の名前等を入れるか入れないか

また、昨今は密葬や家族葬などで敢えてお知らせをせずに

身内だけで弔いを済ませる事も増えてきましたので

状況に合わせて文面を用意してください。

 

使用するはがきは私製ハガキで一般的な切手を貼るか

日本郵便製のハガキなら切手部分は

胡蝶蘭絵柄のものを用いるのが良いでしょう。


更に、年賀状をくださった方への気遣いとして

 

なお 寂しいお正月に
心温まるお年始状に家族一同有難く思っております

 

皆さまからの年始状は有難く頂戴いたしました
寂しいお正月でしたが家族一同心温まり元気づけられました

 

などを付け加えると、相手先の『しまった!』という後ろめたい思いも和らぎますね。

 

『喪中はがき 年末に亡くなって間に合わない時どうする?文例は?』の記事まとめ

 

年末にはっと気づいた喪中はがきには間に合わなかった場合

出来る限り義理を欠くことなく欠礼の意をお知らせするには?

をお話させていただきました。

 

・喪中はがき・欠礼ハガキの本来の意味目的を知る。
・間に合わない場合は、慌てずに『寒中見舞い』で。
・年賀状をいただいた方への気遣いも忘れずにできればベスト。

 

人と人とのお付き合いも、常識や習慣、通説などで人それぞれの思いがあり

コレという一つの答えがなく難しいものがあります。

大切な身内を亡くし、それどころでは無かった…

という、あなたの少しでもの参考になれば幸いです。

 

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