新盆は次の年でお盆が49日前のお盆のやり方は?お墓参りは?

お盆の蓮冠婚葬祭

お盆前に亡くなった故人。

特に今まで家の事を取り仕切っていた父や母が亡くなってしまった場合。

冠婚葬祭の一つ一つが手探り状態な事が多くて…

もうすぐ、お盆だけど

お仏壇のそばには、まだお骨や白いお位牌・遺影が飾ってある祭壇があるし

今年のお盆は新盆じゃないよ。

って言われてるし...

 

じゃあ、今年のお盆はどうすればいいんだろう?

いつも、お盆の時にしているお墓参りや迎え火や送り火

お墓参りも例年通りにやってもいいの?

 

お仏壇と葬儀後の祭壇は一緒の部屋にあっていいの?

お供え物はどっちにお供えすればいいの??

 

そんな疑問を元葬儀従事者だったわたしが堅苦しくなくお話してみましょう。

新盆じゃなくてもちょっと気を付けておいた方がいいポイントもお伝えしています。

 

真宗系(本願寺派・大谷派)については、即身成仏という事ですので

お話が、また違ってきます。

別の機会にお話しさせていただきますね。

 

 

 

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新盆は次の年の仏様がいる場合のお盆って、いつも通りのお盆でいいの?

 

お盆 蓮の花

 

お盆の直前にお葬式をした故人の新盆・初盆は

一般的に忌中と言われる四十九日法要が過ぎてからなので

 

亡くなってからお盆の最初の日までの日数が49日に満たない場合

次の年のお盆が新盆になります。

 

新盆のお話

新盆どうすればいい?段取りや用意は何をしたらいいの?
近しい大切な人を亡くして初めて迎えるお盆。 特に親御さんを亡くした子供にとっては、何もかもが初めての事ですよね。 今までは、父なり母なりがしてくれていた事を自分がやらなくてはならなくなって、右往左往。 お葬式も四十九日法要も何とかかんとか済ませてきたけれど、新盆・初盆って? なんだか普通の法要とはちょっと段取りや、用意するもの、やる事が違うみたいだし... 何から手を付けたらいいのやら??

 

ちょっと間違えがちなのが

お葬式をした日から??

納骨した日から??

と思ってしまう方もいらっしゃいますが

『亡くなられた日』=『命日』を含めた日から49日となります。

 

ですので、6月26日も含めて、それ以降にお亡くなりになった場合は

次の年に新盆という事になりますね。

 

関西地方など一部の地域では

お亡くなりになった日の前日から数える場合もありますので

そのようなしきたりの地方にお住まいの方は、我が家はどうなのか

菩提寺のご住職さまなどにお聞きしてくださいね。

その場合は、お亡くなりになった日が6月27日でも6月26日から数える事になりますので。

 

この方の新盆は来年のお盆ですよとなった場合

 

お葬式が無事済んで、事後手続きもまだすっかり済んでいない

気持ち的にも、まだまだ慌ただしい時期に迎えるお盆。

 

新盆ではないけど、いつものお盆って...

やるんだよね??

 

と更に心に焦り感が。

 

忙しいですよね。

 

49日の法要だってやらなきゃいけないんでしょ...?

お葬式って、自分が喪主になってみなければ

こんなに忙しいものだって分からなかった!!

 

と、お葬式のお世話をさせていただいた喪主さまと

お葬式後の相談などでの会話の中で、よく聞くフレーズでした。

 

 

新盆の支度は、今回しなくても良いって分かったけど

毎年しているお盆は、じゃあどうすればいいの??

 

簡潔に言ってしまえば

いつも通りの例年と同じお盆をしてください。

です。

 

お盆と一口に言っても地方地方で

しきたりや、やり方、お作法なども変わってきますし

もっと言えば、お家ごとでも用意するものや

する事の多少があったりするものです。

 

特に、今回初めて喪主となられた方にとっては分からない事もたくさんあるかと思います。

 

分からない事は、ネットなどで調べた通り一遍のやり方だけでなく

菩提寺の住職様や、親戚の年長者の方、ご近所の方などにもお聞きしてみる事も大切ですよ。

 

 

ちょっと気を付けておいた方が良いよポイント

新盆じゃなくても、お参りに来る人もいる?!

 

葬儀に来てくれた人や、ご近所の方。

または、葬儀には来れなかった方などが

お盆にお参りに来てくれる場合があります。

 

新盆じゃないと知らずに来る人もいれば

新盆じゃなくても、初めてのお盆だしという事で

気を使って来てくださる方もいます。

 

その場合、お線香代として幾らかお持ちになっていらっしゃる事も。

 

お茶やお菓子でおもてなしするだけでいい場合と

お返し物が必要な場合があるかと思います。

 

もしもの場合に備えて、500円~1000円くらいのお返し物を

いくつか用意しておくと安心です。

 

ただ、無駄になってしまうのももったいないので

もし、お世話になった葬儀屋さんがあるとしたら

余った場合は返品できる、お盆用の返礼品を手配してくれると思いますので

お盆のひと月前位になったら相談してみてくださいね。

 

 

お盆なのに納骨前のお骨があるけどどうしてあげたらいいの?

 

お盆の蓮の花びら

 

いつもの通りの、お盆と簡単に言っても

例年とは違う点がありますよね。

 

その一つに、お仏壇と同じ部屋に白い布がかかった三段ほどの棚に

または、お家にある机などに白い布などをかけて代用することもありますが

 

お骨や白木のお位牌、遺影写真などが飾られているかと思います

 

これは、後飾り祭壇とも中陰棚とも呼ばれています。

 

 

四十九日が過ぎて

お亡くなりになった方が成仏されて仏様になる、その日まで

この、後飾り祭壇・中陰棚でお祀りします。

 

まだ、成仏されていないという事は

所謂、お浄土にまだたどり着いていないという事。

 

四十九日の旅を終えて、無事にお浄土にたどり着くまで

この仮祭壇の前で

この世からの応援と言ったら変ですけど

お経をあげたり

お線香を毎日焚いてお参りをしたり

お水やご飯などのお供え物をしたりして成仏を願うわけです。

 

 

一方、お盆の行事のアレコレは

代々のご先祖様が家に帰ってくるにあたって

おもてなしの意味合いでするもの。

 

一般的には、仏壇もしくは、盆棚・精霊棚の脇に盆提灯を飾って

お花や果物、お菓子

キュウリでこしらえた馬や、茄子の牛等々をお供えし

 

迎え盆と言われる13日にお墓に行って迎え火を焚き

家までご先祖様をお連れします。

 

そして、16日の送り盆の日に今度は家で送り火を焚いて

お墓までお送りする。

 

この、13日~16日の間にお寺さんにもよりますが

檀家さんの家を一軒一軒回り、お経をあげてくださったりもします。

 

 

これは、全て成仏の済んだ仏様に向けての事。

 

 

先祖代々の位牌やお仏壇、お墓があるお家で

毎年、お盆で営んでいる場合は、いつもと変わらない『おもてなし』をしてくださいね。

 

成仏した仏様達に対して、する事は変わりません。

 

新しい仏様の方の祭壇はどうするの?

 

厳密に言えば、まだ、お浄土にたどり着いていない成仏前の魂を

仏様と言うのは憚られるのかもしれませんが

一般的にしっくりくる呼び方で新しい仏様と呼ばせていただきますね。

 

 

さて、お盆の用意が整ってくると

なんだか、お仏壇側が賑やかなおもてなし感に溢れてて

こっちの新しい方の祭壇が可哀想みたいじゃない!?

 

なんて思っちゃいますね。

 

あなたは、新盆じゃないから!!

お盆関係ないよ!

 

なんて、事は全然なく。

隠す必要も片づける必要もありません。

 

お供え物やお花を新しいものに変えたり

少し豪華にしてあげたりと

いつもより、ちょっとお供え物の品数が多いかな??くらいの

ご家族のお気持ちを供えてあげてください。

 

今年もお盆が来たよ。

ご先祖様達も帰ってくるからね。

 

という、お気持ちを表す感じで良いですよ。

 

あとは、普段通りにお水やご飯などはお供えしてあげてください。

もし、お仏壇側にお膳とか使っちゃって足りない!!

 

なんて時は、普段使いのお茶碗などで全然かまいません。

 

 

お膳についてここでちょっと堅苦しい事を言うと

 

もし、ご飯やお水などのお供えにお膳を使っているとしたら...

 

一応の習わしとしてですが。

 

【塗りのお膳】

 

四十九日が過ぎた仏様に使うもの。

 

 

【白木のお膳】

 

四十九日がまだ過ぎていない仏様に使うもの。

 

となっています。

 

なので、基本的にはお盆でも

 

お墓からお迎えする仏様には塗りのお膳

四十九日が済んでいない新仏様には白木のお膳

 

という事になりますね。

 

ただ、特にお膳を使ってお供えしていない。

と言う場合は、気にしすぎる事はありませんので安心してください。

 

 

仏事のアレコレって、絶対これでなければ!!

という決まりって本当の事をいってしまえばないんです。

 

ただ、言い伝えや慣習

もっと言ってしまえば、こだわりみたいな物が

宗派や、その土地柄や、家の伝統として残っているというだけ。

 

逆に言えば↑↑が証拠ですね。

 

色々な作法があるという事は、絶対!!が無いからこそ

多様になっていったって事ですから。

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お盆の墓参りって49日前だったら行く意味なしなの?

 

お盆のお墓参り

 

最後に、お墓参りについてです。

 

新しい仏様の魂は、まだお墓にはいらっしゃらないから

お迎えや送りとしてのお墓参りは必要はない。

となります。

 

けれど

 

2章でお話ししたように、代々のお墓がある場合は

代々のご先祖様をお迎えする為に

迎え火の日と送り火の日にお墓参りをします。

 

 

 四十九日前に納骨を済ませている場合は?

 

もし風習や都合などで

四十九日前にお墓に納骨を済ませてしまっている場合。

 

いくら、お浄土がどうの。成仏がどうの。と言っても

さすがに、知らんぷりするわけにはいきませんよね。

 

亡くなった方の目に見える形として残っている

唯一のお骨がある場所ですから。

 

ここで突然ですが

 

七本塔婆って、ご存知ですか?

 

こんな感じのもの。

これは、葬儀~葬儀後に今でも使用したりしますが

亡くなってから、初七日から始まって七日七日ごとに供養する為の札です。

 

 

昔は土葬だったため、亡くなってすぐにお墓に埋葬していましたね。

【今も、火葬後((一説では一部で土葬が残っているとも))

すぐに納骨という事もありますが】

 

七本塔婆は、七日七日毎に法要を行い

亡くなった方がいらっしゃるお墓に法要ごとに一本ずつお供えする為もの。

 

この風習は、お墓に亡くなった方のお骨、もしくはお身体があったからこその風習です。

 

四十九日までお骨がお家などにある場合は、お墓に置いてくる必要はない。

と言う事で、7本揃ったまま後飾り祭壇・中陰棚にお供えしてある場合がほとんど。

 

 

この事からも分かるように

 

お盆に限らず、新仏のお墓参りに関しては

お墓に、お骨(ご遺体)がある場合はお墓に参りましょう。

 

という事です。

 

代々のお墓じゃなくて、新しく建てたお墓の場合は?

 

今までは、代々のお墓が無くて改めて墓地を買って

生前に、お墓を設ける方もいらっしゃいますよね。

 

この場合は、お盆であっても四十九日前で納骨が済んでいなければ

行く意味はありません。

 

空っぽですから。

石の塔なり、なんなりがあるだけの、ただの小さな一画というだけの事です。

 

気持ちをかたむけて、お墓に参るのは納骨が済んでからで大丈夫です。

 

新盆は次の年でお盆が49日前のお盆のやり方は?お墓参りは?のまとめ

 

なかなか、ややこしくて、色々な風習があり作法があり

聞く人によっては全く違う事を言われたり...と心を砕くことの多い葬祭事。

 

今回は、まだ新盆を迎えない新仏様がいるお家のお盆についてお話させていただきました。

 

葬祭業に13年間従事しながら思っていたことは

 

全ては、送る人のお気持ちとご都合で如何様に。

ここに、『故人様の尊厳』が加えられたら最高!!

 

という事。

これは、すでに葬儀から離れた今でも変わっていません。

 

こうでなければならない!!

こうあるべきだ!!

これをしなかったから浮かばれない!!

 

って、そんな事は基本ないと思っています。

 

今回は、一般的には...という視点でお話しさせてもらいましたが

どうか、形式ばかりにとらわれずに

無理のない心安らかで、お気持ちがこもった

あなたのお家なりのお盆をお過ごしくださいね。

 

おしまい。

新盆提灯の用意はいつまでに?誰が買う?お返しは必要?

新盆は簡単に家族だけでも盆提灯は必要?の場合のおすすめは?

新盆になったら読んでみてください♪