突然、小布施に行こう!
と思いついたはいいけれど、ん??小布施って結局どこに行ったら正解なんだろ?
と数ある小布施観光スポットやランチ・スイーツから迷いに迷って
結局定番中の定番に行ってみよう♪
って事で行ってきたレポです!
なぜか有料駐車場が無料だった(時期的?)駐車場案内も♪
小布施観光のおすすめモデルコースと言ったら結局なんなんだっけ?
小布施に行こう!と急に決まったお休みに、いきなり盛り上がったはいいけれど小布施の観光って何を食べて、何を見て、どこに行ったら正解なのか??
長野県内にいながら、それも何度か行っていながら
良く分かっていない…って事に、( ゚д゚)ハッ! と気づいた2月のとある午後。
桜が見たい!と桜を探しあぐねて行ったり
なにぃ~??すごい桜並木があるらしい??

とか、ちょっと立ち寄ってみた的にピンポイントで行った事はあるけど
純粋にがっつり観光目的で行った事なかった気がする。
って事で今回は地元のくせに、ここは敢えて穴場とかではなく
定番中の定番の小布施観光のモデルコースを改めてたどってみよう!
それも、半日で!
って事で行ってきました。
今回行ってきた小布施観光コースはランチからスタート♪
駐車場:小布施町森の駐車場【お茶色のPマーク】
ランチ:『小布施 寄り付き料理 蔵部』【緑ランチマーク】
↓
スイーツ:『えんとつ』でモンブラン朱雀【青カフェマーク】
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観光:『大観盆栽美術館』【黄色美術館マーク】
↓
観光:『岩松院』【黒寺院マーク】
↓
観光:『北斎館』【紫美術館マーク】
訪れた場所をピン止めしたMAPがこちら
それぞれの場所をクリックすると簡単な案内が出てきます。
蔵部・えんとつ・北斎館・森の駐車場は集中しているので重なっています。
MAPを広げて見て下さいね♪
では、なぜこのコースにしたのか??を簡単にご案内です♪
小布施のおすすめランチと言ったら、やはりあの噂の…
『小布施 ランチ』で検索すると出てくるわ!出てくるわ!
蕎麦、イタリアン、和食…
で、結局何を食べればいいかわからないループに陥って決まらない…なんて事に。
で、行列のできるお蕎麦屋さんで有名な、こだわり親父の『せきがわ』も堅苦しく食べたくない…
小布施でお蕎麦じゃなくてもいいよね?
って事で蕎麦は却下!
イタリアンも同じ『小布施じゃなくてもね。』の理由で却下。
で、小布施で有名と言ったら…様々な噂?情報?が拡散されて良くも悪くも有名になり
遍歴を経て、昨年『小布施堂』から『株式会社フォンス』に経営が変わりリニューアルオープンした『蔵部』
※様々な噂?情報?はご自身でお確かめください。
という事で『食』だけじゃなく、プラスアルファの興味本位の気持ちも含めて
「小布施 寄り付き料理 蔵部」でランチをとる事に♪
小布施と言えば栗!
漠然と栗って言われても…栗を買うのか、愛でるのか、食べるのか??
時期的に愛でるはムリでしょ!! (*`◇´* )ノ ・゜゜
買うって栗そのものも今は無理だからお菓子かな(。´・ω・)?
食べると言ったら、かの有名な『朱雀』だけど朱雀は9月~10月限定だし
この記事にも書いたネオ朱雀(←勝手にネーミングしている)行ってくるか!

と、モンブラン朱雀を食すっていうのは外すべきではない!って事で
モンブラン朱雀を提供している小布施堂本店が経営している『えんとつ』をメインプランに♪
小布施と言えば…盆栽??
知ってましたか?
小布施と言えば盆栽って。
外国からの逆輸入ブームも手伝って
今、日本の盆栽がアツイ!!っていうのはじわじわ浸透してきてはいますが
小布施には世界的に有名な『鈴木伸二』さんと言う盆栽作家さんがいらっしゃるんです!
この鈴木伸二さんがいらっしゃるのが『大観盆栽美術館』
●外国からも大勢の盆栽ファンが訪れている
●全国放送のTVでも、取材だけじゃなく度々取り上げられて放送されている
●国内の有名盆栽マニアの激高な盆栽を預かり管理している
参考記事

丁度タイムリーな感じで朝のTV番組でも特集されていたのを見たのもあって
ブームに乗ってミニ盆栽から、こんなのとか
こんなやつ
をやってみたいな♪
と以前からの、ほのかな妄想を実行してみようとプランにプラスする事に♪
小布施観光の定番といったら北斎は外せない!
小布施町が観光のメインとしているのが栗と葛飾北斎。
当時としては、90歳と長寿すぎるほどの長寿だった葛飾北斎が
自らを『画狂老人卍』と称した時期の最晩年に滞在したのが小布施。
今年(2019年1月10日(木)~20日(日)に新国立劇場)、宮本亜門が 舞台『画狂人 北斎』を演出して話題になった事もあり北斎は外せないよね!
って事で、北斎が描いた中でも最大と言われている『八方睨み鳳凰図』がある『岩松院』
そして、『北斎館』へ
小布施観光のおすすめモデルコース 蔵部→モンブラン朱雀編
では早速、画像レポ行ってみます!
駐車場ですが小布施のオールシーズンやっている主な駐車場は
- 北斎館東町駐車場 (3時間400円)
- 小布施町営森の駐車場(1回500円・中心部)
- 町営松村駐車場(1回500円・大型)
今回、駐車したのは『小布施町営森の駐車場』
道路からの入り口から撮った図
右手に見えるのが料金所兼案内所です…が
閑散期&平日だったからなのか料金所はクローズ。
なんと無料で駐車できるようになっていました(;’∀’)
ただ、この無料で止められる時期が決まっているわけではないようで特に案内はなく
行ったときラッキー♪みたいな雰囲気でやっている様子です。
ちなみに料金所の案内は…
有料の時も、時間制じゃなく何時間停めても500円なので時間を気にせず観光できます♪
到着したのが、11:30前で朝食抜きでやって来たので、とにかくランチ!って事で
小布施の観光の中心地にある蔵部へ
森の駐車場から観光の中心部へは歩いて5分かからないくらいで到着です。
敷居が高そうかな?と感じますが大丈夫!
入口にメニュー表が展示してあるので、メニューや料金を確かめつつ入れるのが安心です。
ドアを開けた所
酒蔵を改造した建物なので、古さとモダンとシックが共存
堅苦しくなく、柔らかな物腰で案内された席は厨房の真ん前
後ろは大きな窓がしつらえてあって素敵なお席♪
偶然ですが
ご飯をかまどと、お釜で焚いてる!!
ご飯をお釜から移してる!
お釜で焚いたご飯をしっかり食べつつ、直後のモンブラン朱雀分のお腹も残しておかないといけないのでガッツリ系は遠慮して『特製とろろご飯 前菜3種盛』を
『とろろ』が家では、なめらかに上手に出来なくていつも悔しい(;´・ω・)
パートナーはちょっとガッツリ系『信州ハーブ鶏の唐揚げ』
シェアしながら唐揚げもいただきましたが…美味しい~♪
って、わたしが一番美味しいと思ったのは、なんと!!
この前菜3種盛りの若鶏のたたき!
柔らかくて臭みとか全然なくて、この大盛があれば追加注文したいくらいの口の中!!
ご飯とお味噌汁はおかわりOKなので、お申し付けくださいとの事でした。
さて、モンブラン朱雀のえんとつですが…
冬期は時間がタイト!!
なので、ランチ後すぐに『えんとつ』へ
『えんとつ』は小布施堂が経営しているカフェ
あの有名な栗の点心『朱雀』の姉妹編のような位置付け?
朱雀とモンブラン朱雀の違いは

の記事で触れています。
通りから入る小布施堂の正門
右にある案内看板
門をくぐると左手に小布施堂本店の入り口
と
右手には、えんとつの案内と蔵部や北斎館がある中心部に抜けられる案内
小布施堂本店沿いに続いて『えんとつ』がありますよ♪
大きな樽が目印
えんとつのお手洗いは店内ではなく、大きな樽の左側にありましたよ。
えんとつの入口正面
入店!
右手に厨房
左手が客席になります。
1階が4人がけのテーブルが4つ
中二階も同じです。
中二階の奥が開いていたのでIN
メニューは、モンブラン朱雀1点です(・∀・)
モンブランでしょ~??
長野の物価からするとちょっと高いっ!?っていう価格設定の気がしないでもないけど…
話題のお品と栗をふんだんに使用して、観光地価格って事で(;’∀’)
この奥の方でウニウニとモンブランってるのが見えました!
すでに3つ並んでますね。
来ました!
思ったより大きいです( ゚Д゚)
近くのテーブルの仲良しカップルは一つのモンブラン朱雀をシェアしてましたよ。
それ正解かも!
手前の左の黒ポッチがベリーソース
右の黒ポッチがココアソース
フルーツは季節によって変わりますよ。
マロンクリームの中は、生クリームとアイスと少々のスポンジ
アイスの中に細かなナッツと栗の粒がコロコロッと入ってます。
甘いもの大好き!!じゃなければ、先の仲良しカップル方式がおススメかもです♪
わたし…パートナーの分も含めて1個と1/3個食べました(`・ω・´)!
小布施観光のおすすめモデルコース 盆栽→岩松院→北斎館編
ランチからのスイーツで、かなり苦しいお腹を抱えていたので腹ごなしに歩こう!となり『えんとつ』から森の駐車場を通り過ぎ徒歩で10分ほど。
大観盆栽美術館
pixabayよりフリー素材画像
今回、一番行きたかった『大観盆栽美術館』
世界的に有名な盆栽作家『鈴木伸二』さんが館長を務める盆栽園。
GoogleMAPで、たどって行ったんですけどね。
それらしきな場所は分かったんですけど、入り口が全然わからない!!
厳重な感じで、防犯カメラを備えた、ぐるりと敷地を取り囲む塀と
門と引き戸の入り口はあるんだけど、なんの案内も看板もないっ!!
塀の向こうに温室の屋根が見えたりしているから、間違いなくココ!なはずなのに…
もう、美術館としては営業してないのかな??
…と諦めそうになった時に1台のワゴン車
見るからに芸術家っぽい若者が降りてきたので、すかさず
『盆栽は、見せてもらえますか??』
と声をかける!!
これを逃したら一生入れそうになかったから(;’∀’)
『あっ ご案内しますね!』
と中から、そっくりな感じのもう一人の若者が門の引き戸を開けてくれました。
なんとなくですね。
雰囲気から撮影してもいいものなのか?
話を聞けば、窃盗団に狙われていたりもしたりしなかったり…って事でなので
敢えて写真は撮らない事にしました。
かなり有名で高額な盆栽を所有していたり、お預かりして管理していらっしゃるので、拡散してはいけないと自重した次第です。
そして、なぜ表に案内などが無いかというと…
『知る人ぞ知る』というスタンスのようです。
観光地化してしまう事を望んでいなくて盆栽好きな人だけが来てくれればいいかな?っていう場所として存在しているって事のようです。
かと言って、拒んでいるわけではなく来てくれる人は喜んで受け入れてくれる感じですので安心してくださいね♪
こんな場違いな素人も素人の笑っちゃうくらいの質問にもキチンと答えてくれながら、ずっと案内を務めてくれました!
それも、堅苦しい昔ながらの『盆栽』って感じじゃなく
これからの『BONSAI』のイメージがワクワク湧いてくる感じ♪
私が『この盆栽が一番好きかな!』と呟いた言葉もきちんと拾ってくれて
『これは○○展(←ちゃんと覚えてないていたらく…)1位になった楓ですよ。』
なんて、盆栽ココロをくすぐってくれるような事を言ってくれちゃって!
ほのかな盆栽やってみたいな!が
絶対に!!わたし盆栽やるわ!!に変わりました(`・ω・´)
パートナーは更に上行ってますよ!
種からBONSAIを育てる!!
と翌日にはネットでモミジの種…買ってました(;’∀’)
ここには、私が購入できるような小さな盆栽はなく…
yahooオークションなどで手に入れるのも一案ですよ!と教えてくれました。
オークションなだけに良いものが安く手に入る可能性があるからって。
帰って来てからおさらいをしている時に気づいたんですけど…
案内してくれていた若者は、鈴木伸二さんのご子息でした(;’∀’)
葛飾北斎作『八方睨み鳳凰図』がある『岩松院』へ
調子に乗って更に徒歩で岩松院まで行ってみよう!!
と大観盆栽美術館から徒歩で18分とgoogleさんが教えてくれたので天気も良かったので歩き出しました。
途中は、コレと言って観光的な物はないので単純に歩け歩け状態です笑
黙々と歩いて到着『岩松院』
この手前には、専用駐車場が完備されているので車で来ても大丈夫ですよ!
最盛期は大型バスも来るようで大型バス用ロータリーまでありました(;’∀’)
境内への参道は階段が多いので階段のない、う回路もありました。
参道を進んで仁王門
門にかかる枝は、桜ですね!たぶん。
桜の時期は見事ですね~!きっと!!
仁王門の先の階段の、そのまた先に見えるのが本堂です。
本堂内は撮影禁止なので写真はここまで。
この岩松院の拝観料って…
意外と謎。
わりとどこをみても掲載してないんですよね。
で…いくらかと言うと
300円だったか400円だったか(;’∀’)
入り口の券売機でチケットを買うんですけどね…
自分で払わなかったもんだから汗
ちゃんと覚えてないという、すっとぼけっぷり!!
でも、間違いなく300円か400円でした!
靴を脱いで中に入ると受付窓口にお姉さんが二人。
ここで、チケットを渡すとパンフレットと
寒いので…と貼らないタイプのカイロをくれましたよ!
まずは、ご本尊にお参りをして長椅子に座って天井の八方睨み鳳凰図をご覧ください。
5分程の録音の説明と、ご希望があれば案内人が8分程の案内をさせていただきます。
との事。
ふと見ると…写真撮りたかったぁ…
ご本尊をお詣りする横の壁に一人のおじいさんが。
胸元まで毛布のようなものにくるまれて微動だにせず椅子に座っています。
鳳凰図と同じくらい興味深かったんだけど
あまりにも微動だにしないから8分の案内はお願いできずに帰ってきてしまいました(:_;)
これ、かなりの心残り。
勇気を出して、お願いすれば良かった。
北斎の生の作品 鳳凰図からの北斎館
歩いて来たんだから、歩いて帰るのは当たり前!ですよね。
帰りもテクテク18分。
日頃、運動不足のわたしは少々疲れを感じながらも再び森の駐車場を通り小布施の観光中心地にある北斎館へ。
なんで、こんなに効率の悪い行ったり来たりをしたのか??
と言うと、
理由1 お腹がすき過ぎていてランチからスタートしたから
理由2 モンブラン朱雀の『えんとつ』が12:00~14:00で忙しかった
理由3 時間に一番余裕があったのが『北斎館』だった
って事で、何度も車を止めた駐車場を通り過ぎて行ったり来たりを繰り返しました笑
本当は『北斎館』を観覧して、葛飾北斎のアレコレを仕入れてから『岩松院』に行った方が『鳳凰図』のありがたさが感じられると思います!
小布施文化観光協会 小布施日和HPより
●営業時間
9:00~17:00(7・8月は~18:00)
元旦 10:00~15:00●入館料
大人1000円(特別展) 高校生700円(特別展)
中学生以下無料
館内は写真撮影はほぼ×なのと、岩松院の往復で疲れ果てて北斎館の外観さえ写真に残す事を忘れていました汗
代わりとも言えませんが以前い行った時と今回の小布施観光中心部周辺で撮影した時の写真を
緑の時期は瑞々しくて小布施の売りの一つ『オープンガーデン』には最適な時期
ゴールデンウィークの頃は最高ですね♪
表通りにある酒屋さん
ちょっとカッコいい桝一酒蔵のロゴ
町並み修景事業で整えられた街並みは、いちいち映える箇所があって本気で写真撮ろうとおもったらキリがない観光地ですよ♪
小布施観光おすすめモデルコース画像レポ♪モンブランやランチのド定番♪のまとめ
本当は、街から少し離れた大量生産ではない地元の人たち御用達の栗菓子のお店『松仙堂』で
小布施の栗100%の栗かの子や栗ようかん、栗ペーストや目玉商品の栗もなか雲井の雁 をお土産に買って帰ろう♪と思っていたんですけど
まだ、お腹にランチ&モンブラン朱雀が残っていて甘味はいいかな…(;’∀’)
とスルーして帰ってきてしまいました。
観光客相手に全国で買える大手栗菓子店とは違う、自園栽培により製品まで一貫生産している本物の小布施の栗菓子…買って来ればよかった(:_;)
甘味はいいかな…が、功を奏して??中心部のお土産屋さん おぶせ庵で試食販売をしているドンコ椎茸の煮物に引かれて、とんでもなく大きすぎる乾燥シイタケを買ってしまいました汗
よく見たら…中国産(;’∀’)
岩松院のおじいさんの案内と言い
松仙堂の栗菓子と言い
少しだけ後悔の残る小布施観光でしたが、楽しい一日を過ごしてきました!
おしまい。