気温が上がり始めて、空気中の湿度も上がり始めると心配事が一気に増えるちまめです。
その中の一つが『かび』
特にお風呂場のカビは少し油断するとあっという間に増殖してゾワゾワするっ
一糸纏わぬ無防備な状態で、あの狭い空間にカビと一緒にいなきゃならない気持ち悪さ...
新年度から一人暮らしを始めて、初めて『カビ』の恐ろしさに気づいた!なんて話もよく聞きます。
一人暮らし初心者でカビを大発生させてしまってから手の施しように困って見なかった事に...なんて人も(>_<)
梅雨に入る前から、カビを生えにくくする方法と掃除後の簡単対処法を知り大発生を防いで
快適なバスタイムを過ごしましょう!
梅雨がくる!お風呂にカビが大発生する恐怖
まず、カビが発生したからと言って自己嫌悪なんかに陥らないでくださいね!
カビは、空気中に‘どこにでも’漂っているものなんです。
カビの胞子はふわふわと空気中に浮いています。
温度が25℃~30℃ 湿度が80%以上になると栄養分のあるところに付着した胞子が発育して
更に風通しが悪いとどんどん増えていくわけです。
特に浴室は、温度・湿度・栄養分とカビが好む環境を兼ね備えた場所の一つで洗剤などでは死なないと言われている『黒カビ』が発生しやすい場所。
繁殖力も強くて、お風呂場の他にも結露の多い窓際やタンスのような家具の裏・エアコン・洗濯機などなど家じゅうのいたる所で育とうと必死です
黒カビが発生してしまうと退治するのはなかなか大変!
特に、お風呂の風呂釜やドア、壁と壁のつなぎ目に使われているパッキンに生えてしまうと?
根っこを生やして奥深くまで浸透し、掃除で表面だけを処理しても、もう手遅れ...
黒く染まったようにカビ跡が残ってしまいます。
このカビ跡はカビの根っこ。まだ生きているんです。
なので、発育させる前に育てない事が大切!
じゃあ、温度・湿度は分かるけどカビの栄養分って何かと言うと?
乱暴に言ってしまえばなんでもです!
ほこりや垢、石鹸カスの他にも木・接着剤・壁紙・畳・プラスチック等々
雑食過ぎでしょ!!と突っ込みたくなるほど何でもエサにして繁殖していきます。
お風呂のカビを防ぐには?ちょっとした手間とコツで発生しにくくできます!
じゃあ、どうしたらカビを生えさせないようにできるか?
・エサをなくす
・温度を下げる
・湿度を下げる
この3点
この3点を改めて掃除日を設けてやろう!では間に合わないんです!
そして、改めてではなかなか手がつかないまま放置...って事になりがちです。
なので、お風呂タイムの最後にやってしまうのが一番なんです。
・毎回の事にしてしまえば忘れない
・カビが繁殖する間を与えない
家事ってなんでもそうなんだけど、その場その場で済ませてしまえば手間も時間も少なくて済むのよね!
ってこれ優等生すぎる提案...(;’∀’)
でも、お風呂だけはそうした方が本当にいい!
なぜなら...相手は生きているから!!
部屋の片づけなんかは、はっきり言って少々放っておいても増殖繁殖したりはしないけど
お風呂のカビに関しては、私たちがお風呂を使うごとにその度その度、成長繁殖する環境を整えてあげてるようなもの。
なので、カビの喜ぶ環境をその度リセットする事が一番の予防になります。
では、お風呂タイムでカビの増殖を防止する方法です!
- 洗髪時、身体を洗う時などあまり豪快にあらわない事!
頭を洗ったり身体を洗ったりする時に泡をあちらこちらに飛ばしすぎると、その泡が栄養になってカビが生えます。
更に言うと、頭や身体の泡を流すときのしぶきにも注意をしたい所です。
あまりせせこましく洗うのも気持ち良くないものですが、できるだけ周囲にバシバシ飛ばしすぎないように気を付けて!
- お風呂からあがる時の作業
本日のお風呂タイム終了の時にする作業です。裸のままでやっちゃいますよ!
まず、45℃以上のお湯のシャワーで壁から床の隅々、風呂釜の周りや隙間等々を丁寧に流します。
そのあと、排水口に溜まったゴミや髪の毛を取ります。
最後に水でお湯を流した所を同じように流します。
カビは45℃~60℃程度で死滅すると言われています。ただシャワーでサラッとかけるだけでは??な部分もありますが、石鹸カスや身体の垢などもお湯で流れやすくなってカビの栄養分をなくす為にもまずお湯で全体を流しましょう。
その後、水で流します。
これは、お風呂場の全体の温度を下げるためです。夏場ですと、ここで水で温度を下げても室内温度が高いんだから!と思うかもですが、ここでいったんお風呂場内の温度を一気に下げる事はとても重要です!
- 2~3日に一度はスポンジで洗浄
風呂釜にお湯をためて入る方は毎回風呂釜を洗うかと思いますが、シャワーだけで済ます人は床や壁、ちょっとした棚風のものや出っ張りを2~3日に一度...なんなら1週間に一度でもいいのでスポンジとお風呂洗剤でササっと擦ってあげましょう。
特に床の壁と床の隅、四隅、水の流れの通り道はぬめりが出やすい場所なのでスポンジ洗いが必要です。
これも、昼間掃除の時に!ではなくお風呂からあがる時にやってしまった方が一度乾いてからよりも汚れが落ちやすいので入浴時のセットとして習慣にしてしまいましょう!
- 最後に全体の水分をふき取る
これは、古くなったバスタオルなどを半分程度に切ったものなどをストックしておいてザっとふき取ればOKです。
- 寝るまで換気扇を回す
一晩中、一日中換気扇をつけっぱなしにしておけば、それはとても効果的かと思いますが節電節約面でちょっと気が引けますので寝る時に消す感じで換気扇を回しましょう。
ただ、寝る直前にお風呂に入る方は朝まで回すなどして、出来るだけお風呂の換気を心がけましょう!
手順を追って文章で見ると大変そうに思いますが、実際やってみると手間も時間もそれほどかからないし簡単です。
自分のお風呂のついでにサッとやってしまう習慣をつけてしまえば、カビが大発生して手が付けられなくなってからの手間や時間や、完全に除去できないストレスに悩まされる事もありませんよ!
お風呂の小物や排水溝のお掃除は
大掃除を簡単にする方法と手順は?一日で終わらせる為のグッズは?
を参考に^^
お風呂のカビ掃除とその後の対策で発生を抑えて快適に
毎日、お風呂のたびに対策をしていても空気中に常に舞っているカビの胞子。
ちょっとしたスキをついてシミの様に生えているのを発見することもあります。
見つけた時に、その場でカビ取り洗剤を吹きかけて10分程度放置し洗い流せばすぐ消えます。
パッキン部分などに見つけた場合は、キッチンペーパーで覆ってカビ取り洗剤を吹き付けてラップでをかけて湿布をするとよいと言いますね。
その方法も効果はありますが、市販の物で塗るタイプのカビ取り剤があります。
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こちらの方が液だれも少なく、キッチンペーパーなどの用意もいらないので手軽に処理したい方は便利に使えるかと思います。
手間をかけてカビ取り掃除をした後は、せっかくですので予防もちゃっかりしてしまいましょう!
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが
お風呂で『お線香』を焚く!んです。
お線香の煙には除菌効果があるんですって!
煙なだけに、天井や換気扇の中にも入り込んでくれるので一石二鳥。
火の元には注意していただいて耐熱の容器に線香立てなどに立てて火をつけてください。
焚き始めたらお風呂場のドアを閉めて1時間ほど放置してくださいね。
だいたい一週間に一回程度を目安に焚くと良いですよ!
使うお線香は100円均一ショップで売っている安いもので十分です。
お線香の売っているそばにお線香立ても売っています。
また少し、おしゃれにアロマ用のお香用のお香立てを利用してもいいですね。
お線香の匂いが苦手で...とか
家の中がお線香の匂いがするのはちょっと...という方は
アロマのお香を使うのはどうなの??と思って調べてみましたが、お香になると色々な成分が入っているものがあるので、一概には言えませんが種類によっては向いていない物もあるようです。
お線香はちょっと...という方は市販でこんなものもありますよ。
銀イオンの煙で防カビしてくれるもので2か月に一度でよいのでコスト的にはお線香と変わらないくらい?とも思います。
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匂い的にはイオンっぽい匂いがわずかする位で後々残るような臭みもないので安心です。
この煙系は、天井のカビにとても良かったです。
毎回のカビ防止の工程をしていても天井まではしていなくてジワジワかびが生えてしまったりしていたんです。
その度、カビ取り洗剤を天井にスポンジで塗りつけて流す時の水をさけながら洗剤を洗い流すという非常に危険なカビ取り掃除をしていたんですけど...
これをやり始めてから一切天井にカビが生えなくなりました!
使っているシャンプーのボトルやボディタオル等々を片付ける必要もないので楽ちんです!
まとめ
さて、ジメジメする梅雨が来る前にお風呂のカビ対策をながながとお伝えしてきました。
とにかくカビには予防が一番です!
空気中にあるカビの胞子を発芽させないこと!
成長させないこと!
繁殖させないこと!
つまり
温度と湿度をできるだけ下げて、栄養分(汚れ)と水分を残さない!
これに気を付けて
見つけた時は、その場で退治!
これで、あなたのお風呂タイムも気持ちよく過ごせるはずです!