くせ毛...やっかいですよね。
ただでさえ毎日毎日悩んでるのに、今年もやってくるにっくき梅雨!
雨の日じゃなくても、空気に充満するあの湿気‼
特に梅雨の時期は、モワモワのウネウネの爆発状態の自分の髪が悔しくて
サラサラのストレートの髪の毛の人が、どれだけ羨ましいか(;´Д`)
どうして天然パーマに生まれてきちゃったんだろ?と自分のくせ毛を眺めながらため息ついて。
ていうか、もう鏡も見たくないわい!と気分が落ち込みます。
梅雨時のくせ毛の対策はどうするか?縮毛矯正かけちゃおうか??
縮毛矯正に不安を感じてるあなた。
失敗もいっぱいしてきたわたしが培ってきた経験からお伝えしますね。
梅雨のくせ毛対策は縮毛矯正にかなうものなし?
普段のくせの出方とは段違いにウネウネやモワモワや爆発度合いが酷くなる梅雨。
朝、しっかりブローやアイロンでセットしてきても外に出て少しすればもうアウト!
忙しい朝にかけたあの時間はなんだったのか?と悲しくなります。
空気が乾燥している時期は、まだ...まだ何とかやり過ごせても
この時期の湿気はどうにもなりません。
そこに雨でも降ってきたら...終了。
一日ブルーな気持ちで過ごす羽目に。
わたしの恥ずかしい実際のビフォーアフターの画像も掲載している
くせ毛のボリュームを落ち着かせるドライヤーの乾かし方とスタイリング剤のお話
くせ毛はドライヤーが肝!乾かし方とブローのコツ ボリュームを抑えるには?
まとめ髪でなんとか乗り切るには?
と色々対策を練りますが...
これだけでは生まれつきのサラサラストレートのようになるのは残念ながら無理...
実際、わたしの場合はクセというより縮毛ですから!
スタイリング剤で“落ち着かせる”だけじゃ、湿気にやられちゃえばアウト!!
まとめたって後れ毛やアホ毛、フェイスラインや前髪がひどいのよ。
本当に試行錯誤して仕上げています。
【くせ毛だって可愛くなれる♪雨の日だって、もうコワくないまとめ髪10選♪♪】
みたいな記事に出てくるヘアモデルの人たちって
あれ、くせ毛じゃないし( `ー´)ノ
なによその生え際のサラッと感!
なによ、その後れ毛のツヤっとふんわり感!
もう30年以上くせ毛と戦ってきたわたし。
色々やり過ぎて、髪がボロボロになった事もありました。
くせより強いパーマかけちゃえばいいんじゃない?とぐりぐりパーマもかけました。
とにかく長くして重みを出せば?と我慢に我慢を重ねてスーパーロングにもしてみました。
アイロンとコテを駆使しすぎて、おかげで大分技術も向上しました。
けどね...髪の毛一本一本のねじれは、どうしようもないんです。
アイロンを駆使したって雨や湿気、自分の汗で台無しだし
パーマをかけても、重みを出してもツヤが無いと髪は綺麗にみえない。
髪にはツヤがないと、どうしても汚らしく老けて見えてしまう。
で、結局のところくせ毛の対策は【縮毛矯正】が最良だと今は、すっかり頼っちゃってます。
何かと、毛嫌いされがちな縮毛矯正だけど
わたしにとっては、コレにかなうもの無し!なんです。
痛むし、金額もかさむし出来ればやりたくない!
と思うのも分かります。
でもね。わたしのように手に負えないくせ毛で悩んでる人は縮毛矯正をかけた方が断然楽だし
なんと言ってもストレス加減が全然違う!
メリットとデメリットを天秤にかけてみて、どうするかは本人次第...なんだけどね。
あのサラッと感は、わたしにとってはデメリットを大きく上回るメリットになっちゃってます。
くせ毛対策の縮毛矯正の注意点とかけ方・美容院選びは?
では、縮毛矯正がなんで毛嫌いされてしまうのか?というと
【不自然】
【傷む】
【かけ続けなければならない】
【金額】
とこの辺りの理由が多いですね。
【かけ続けなければならない】【金額】というデメリットに関しては、それに勝るとわたし個人的には思っていますが、それぞれの納得の落としどころがあるので別記事でご案内しようと思っています。
今回は、【傷む】【不自然】に焦点を当ててお話ししていきますね。
・前髪がひさしのようになってしまう
・縮毛矯正をかけた部分が柔らかさがなくツンツンして河童のおかっぱみたいになってしまう
・縮毛矯正をかけた所と自毛が伸びてきた部分の境目が分かりすぎる
・びびってしまった。
・濡れるとトロっとして溶けてしまいそうなくらい柔らかくなり乾くとバサバサに
・乾燥、枝毛、切れ毛、パサつき
【不自然】【傷む】どちらも美容院の選び方、美容院で使っている薬、もしくは施術技術の良し悪し。
そして、日頃のセルフケアがポイント。
その原因を一つ一つ見ていきましょう。
1.美容院・美容師選びを安易にしてしまった
どうしても、金額的に高額になってしまう縮毛矯正
できれば、安くすませたい!っていう気持ちは痛いほどわかります。
クーポンなどを併用すれば、1万円以下で出来ちゃう美容院もあったりするので安さにつられて選んじゃうのも気持ち的には分かります。
でも全部が全部というわけでは無いけれど、やっぱり安ければ安いなりになってしまうのは否めません。
くせ毛も、波状毛・縮毛・連球毛・捻転毛と大きく分けて4種類あると言われていて
更に、人によって髪が痛む原因って、またそれぞれで
紫外線に特に弱い・摩擦に弱い・薬剤に弱い・熱に弱いとウソみたいだけど違うんですよね。
そして、それまでの髪にしてきた施術の経歴も違う。
家でのケアの仕方や、使っているスタイリングによっても違う。
もっと言えば、クセの強い部分があったり、痛みのひどい所、薬剤が効きやすい部分など
同じ人の髪でも部分部分によって違う...
本当は縮毛矯正って、ここまで見極めて適材適所の薬を使って技術を使って施術するものなんですね。
これって、美容師さんの経験や今までの知識の蓄積、技術力、カウンセリング能力がモノを言う部分。
さらに、縮毛矯正の施術って言えば時間もかかるし手間もかかる。
これだけの事を1万円以下でしてください!って...
ちょっと、酷じゃないかな?って思うんです。
どこかで、グッと費用を抑えるために無理をして提供するサービスの低下を招く事になってしまう
イコール
思ったようなサービス(縮毛矯正の仕上がり)にならなかった…って事になってしまう可能性が高いと思います。
2.これくらいは大丈夫だとカラーや白髪染め、縮毛矯正を頻繁にしてしまった。
これ、家の娘がやらかしちゃったんです。
やっぱり遺伝で、我が娘もくせ毛。
高校生の頃から縮毛矯正をかけています。
カラーで明るくする事がなかったので痛みに関しての悩みも特になく
安心感に満ち溢れちゃってたんですね。
成人式に向けて、美容院で着付けや髪型、お化粧の打ち合わせに行った時に
『少し、お髪明るくした方がいいんじゃない?』
なんて言われて、その気になって初めてカラーをしました。
縮毛矯正は成人式の髪型を作る時にまっすぐ過ぎちゃうとセットしにくから成人式直前にはしないでね。
って事で成人式は無事に終了。
その後、縮毛矯正をかけました。
で、短大卒業だったので内定していた就職先での研修か何かがあって、明るい髪を黒くしなきゃ!って事で縮毛矯正をかけた1週間後くらいにセルフで黒染めをしたんです。
やっちゃいましたね(>_<)
ビビり毛…
と言う、母のアドバイスに耳をかす気はまるで無く
根が真面目なので強行実行しちゃってました。
全体がびびってしまったわけでは無かったので何とか凌いだけれど卒業式の袴姿の時のアップの時はビビりが丸見えだったので可哀そうでした泣
あまり傷んでいなかった髪でも、一度の無理で取り返しのつかない事になりかねないんですね。
娘の場合、自分で染めたのもいけませんでしたね。
市販の染料は、誰がやっても染まるように強いものが多いですから。
そして、時間の置き方や塗り方も素人ではキチンと管理しきれないですしね。
セルフじゃなくてもあまりに髪に負担のかかるようなカラーやパーマ、脱色などを繰り返していて髪を痛めている場合は要注意です。
3.美容院ジプシーを繰り返す
これ、わたしの事です( ̄▽ ̄)
なんか、良さそうだと行きたくなっちゃうんです。
ここで、お話してますが髪質が更年期や老化によって弱くなったって事も影響してるんですけど、こんなに縮毛矯正の経験を積んできたにもかかわらず
やっちまいました。
あっちこっちと美容院を変えてしまうと、今までの自分の髪の履歴って自分が知ってるだけになってしまうんですよね。
今まで、どれくらいの強さの薬剤で縮毛矯正をしていたかとか美容院のカルテに残っているのに、それを全部かなぐり捨てて
新しい美容院で、また一から手探り状態で髪に合った施術方法を探していく事になるわけです。
今回は、長い縮毛矯正人生の中で史上最大の大失敗でした。
4.縮毛矯正で綺麗なったからとケアを怠った
縮毛矯正がうまくかかって、サラサラストレートになると元からこんなだったんじゃ??
と錯覚を起こしそうになります( ̄▽ ̄)
今まで、気を使っていたケアもおろそかになる事も。
毛先まで真っすぐにした場合、ちょっとコテで巻いて巻き髪もやってみたくなったりするわけです。
高温のアイロンやコテは確実に髪にダメージを与えます。
また、縮毛矯正をして2~3ヶ月経つと髪が伸びてきて根元のクセが気になりだし
そこを集中的にアイロンで伸ばしたりと髪に負担をかけるセットを繰り返したり。
次の縮毛矯正をかけるまでに、自分で髪を傷めてしまって前回と同じような施術でも予想以上に傷んでしまったって事にもなりかねません。
じゃあ、まずは良い美容院選びってどうすればいいんでしょう?
一番確実なのは
と怒られそうですが、これが一番確実なんです。施術だけじゃなく相性もありますから。
ただ以下にお伝えする選び方を吟味して…ですが。
何も情報がない状態から一件一件しらみつぶしに探すのは酷ですので、やはりネットや友人・知り合いから情報を集めるところから。
できれば、美容院、又はオーナー・美容師さんの、お客さんや髪に対する理念みたいな情報が得られる所で自分が『ここなら信頼できそうだな!』と思える所をピックアップ。
その後、そのお店の口コミをはじから見てみる。 評判が良くて、お客さんの多い所は口コミが多いですから。
そして、先ほどもこんこんと述べましたが
出来るだけ傷まない、かつ縮毛が伸びる薬を使っていれば、それなりに薬剤もお高めになります。(原価は思ってるより安いとも言われていますが)
でも、強烈に伸びることだけを追求した薬は不自然にもなるし、間違いなく傷みます。
ただ伸びる薬を塗って伸ばして乾かすという単純作業では、不自然に潰したような毛髪になるし痛むに決まっています。
繰り返しになりますが
経験から適材適所で薬を使い分けて、塗り始める箇所、時間を短くした方が良い所...などなど
技術を駆使して髪を綺麗にしてくれる技術に対しての価格は決して安くはありません。
ちなみにですが、わたしが現在、通っている所はあまり大きな声では言えませんが
¥21,600です。
オプションではなく、縮毛矯正の施術の中にトリートメントを込みでしてくれる所を選びましょう。
縮毛矯正は傷むものだという認識をキチンと持っていればオプションでお客さんに丸投げはできないものです。
クセを伸ばして終わり。傷みに関してはお客様次第です。
という姿勢ではなく、一緒に髪を綺麗にしていきましょう!
という思いがある所を選びましょう。
くせ毛の人が美容院に通うベストな頻度はどれくらい?
あまり、クセ毛度合いが強くない人は6か月ごと、半年ごと、1年に一度だけなんて人もいますが
縮毛矯正は、できれば4ヶ月は感覚を空けたいものです。
そして、梅雨に入る前に確実にかけたい...となると?
平均的な梅雨入りが6月半ばとして
6月初め → 10月 → 2月
のサイクルでかけるのが適当ではないかと思います。
4ヶ月というと自毛が5~6cmほど伸びてきてしまうので男性やショートの方は厳しい!となると
3ヶ月サイクルで
6月初め → 9月 → 12月 → 3月
3ヶ月サイクルが最短のギリギリの間隔だと思います。
ただ、髪が短い分、傷んだ部分は切っていけるので少々サイクルが短くても許容範囲です。
そして、次回にかける時は根本から伸びてきた所だけに縮毛矯正をかけるようにしてください!
これは髪の長い人も同様です。
美容院で出来るだけ傷まないように施術をしてくれていたとしても、その間の3ヶ月~4ヶ月をに何もせず、髪に対して粗く雑な扱いをしていると乾燥も進みクセが出やすくなってきますのでホームケアもしっかりする事が大切です。
ここで、お話している乾かし方とブローも参考にしてくださいね。

梅雨のくせ毛対策に縮毛矯正?失敗しない方法と美容院選びまとめ
さて、少々敬遠されがちな縮毛矯正についてお話させていただきました。
やはり、梅雨の時期はセルフで何とかしようとしても雨や湿気にはかないません!
毎日毎日、時間をかけて何とか乗り越えようとしてもなかなか難しくて
かけた時間が無駄になり、コテやアイロン・過剰なドライヤーでの毎日のセットで髪は傷むばかり…
と言っても、安易に縮毛矯正に手を出すのも考え物です。
くせ毛に悩んでいて縮毛矯正をかけようか、どうしようか?と迷っているあなたへの一つの材料になればいいなと実際の失敗談などを交えながらのお話でした。
お話した事は、ちょっと大変じゃないの!って思うかもしれません。
それでも、縮毛矯正がうまくかかった髪は、梅雨の時期でも本当にストレスなく過ごせます。
どうか、くせ毛仲間のあなたが梅雨の嫌な時期を気持ちよく過ごせますように。