地獄谷野猿公苑のお猿の温泉までたどり着くには、ほぼ舗装の無い山道の徒歩が必須です。
これが、冬になると更に過酷になる上に週末などは混雑具合も加わって大変!
更に更に、冬期は周辺の一部道路と直近の有料駐車場が閉鎖になってしまいます。
でも、あの人気の温泉街が、この閉鎖を潜り抜ける冬季限定抜け駆け的サービスを提供!
これを知ると知らないじゃ大違い!
なんと徒歩時間が半減して混雑もなくスイスイ♪
って、そんなお話。
地獄谷野猿公苑の歩く距離が思っていたよりあるし『足元悪し』で大変
スノーモンキーで一躍有名になった地獄谷野猿公苑。
温泉に入るお猿さんがいる!
Miracle♪
ってな感じで、外国からの観光客も含めて一昔前とは比べ物にならない観光地へと飛躍しました。
ただ、地獄谷野猿公苑は
野猿公苑はニホンザルが暮らす環境の中で、より 自然に近い状態でサルを観察する施設です。そのため、地獄谷野猿公苑は人里から離れた山奥にあります。便宜上、施設として仕切られていますが、柵もなく、ニホンザルが自由に出入できる自然環境を利用した施設です。
野猿公苑もニホンザルの生活の一部分でしかありません。ニホンザルの生活は野猿公苑の施設も含め、地獄谷の周辺、すべての環境の上に成り立っています。もちろん、そこに生活しているのはニホンザルだけではありません。動物、昆虫、植物、等々、様々な生物が生息しています。環境とそこに暮らす生物、それらすべてが複雑に関係し、成り立っています。
地獄谷野猿公苑はニホンザルの観察を中心とした総合的な自然観察の場でありたいと考えています。野猿公苑の施設の中だけで完結するものではありません。ふもとの村から見える山並みも、地獄谷に至る遊歩道でも、既に自然観察は始まっているのです。
地獄谷野猿公苑HPより
がコンセプト。
動物園でもないし
野猿公苑側が猿達を管理して
お猿さんを見せているわけではない。
という事。
自然の中の一部であるわけですから
人間の快適を追求して人工的な舗装や設備などを整えて便利にする。
という方向はあり得ないわけです。
お猿さん達の暮らし方、行動が主体で、その形態を出来るだけ崩さずに
そのほんの一部分を観察できるよう最小限の手段で成り立たせたという施設。
そんなわけで、人間が使用する便利な道具『自動車』も入っていける限界地があります。
当然、そこからはエコロジーに徒歩♪
無料の『地獄谷野猿公苑専用駐車場』からは 約30分
満車時の時の駐車場として利用できる
黄Pマーク『地獄谷駐車場』【有料】 徒歩15分
紫Pマーク『地獄谷野猿公苑専用無料駐車場』 徒歩30分
黒Pマーク『山ノ内町町立志賀高原ロマン美術館』 徒歩40分強
ふだん歩きなれない人にしてみたら
だいぶ歩くんだ(+_+)
という感じ。
『山ノ内町山ノ内町立志賀高原ロマン美術館』から
『地獄谷野猿公苑専用無料駐車場』の
行程は、普通の道路でアスファルトですが
『地獄谷野猿公苑専用無料駐車場』から山道の徒歩に突入です。
高低差の少ない林道を行くイメージです。
4~5歳くらいの子供なら頑張って歩けるくらいでしょうか。
時々『抱っこぉ~(>_<)』が必要かな?
気候の良い季節だったら、自然溢れる遊歩道を散策♪
の気分で気持ち良く歩けるけど...
この気候の良い季節に行く...か、どうするか?
が悩ましいトコロなんですよね(。´・ω・)
だって...ほとんどの人がスノーモンキーを望んでるから。
温泉に入るお猿さんが見たい!!が最大の目的なわけで。
暖かい季節も全く入らないわけではないけれど
ちょっと無理やり感が否めない
なんていう、口コミがあったりしますから(;’∀’)
じゃ!!やっぱり、せっかくだし冬に行こう!!
となると?
地獄谷野猿公苑の駐車場が閉鎖になる冬は更に過酷なんです
緑溢れる風爽やかな気持ちの良い林道も
冬は一転。
地獄谷野猿公苑のある辺りは平均積雪量が1メートルを超える豪雪地帯。
積雪のある所でも踏み固められてはいるので
雪をかき分けかき分けってわけではないけれど
雪道を歩きなれていない人にしてみたら滑るし
雪が解けている所でも、ぬかるんでいたり
気温の低い時は凍っていたりすることも...
普段の靴では到底無理な状態。
で
歩きにあまり自信がない...(>_<)
出来れば、最短距離で済ませたい...( ;∀;)
と言う人は、できれば『地獄谷野猿公苑専用無料駐車場』からの徒歩と比べて
半分の15分程で行ける『地獄谷駐車場(有料)』に止めたいなぁ~...
と思うのが人の心というものです(;’∀’)
ところがっ!!
冬は渋温泉から『地獄谷駐車場(有料)』に続く道が
一般車両は通れなくなってしまうんです。
冬じゃなくても
『地獄谷駐車場(有料)』への道は車1台が通れるか?くらいの狭い道です。
なんと、今現在ではGoogleMAPにも載っていないほどの道...(;゚Д゚)
すれ違いは、所々にある待避所で譲り合いながらの過酷な状態で
ここに雪が積もるとなると除雪をしても、その雪が道路脇に溜まり
更に道幅が狭くなって一般車両の往来は、かなり厳しい状況になります。
そして、『地獄谷駐車場(有料)』にたどり着くには
この道しかないんです。
というわけで
徒歩30分かかる『地獄谷野猿公苑無料駐車場』か
満車の時は、徒歩40分強かかる『山ノ内町立志賀高原ロマン美術館』に車を止めて
歩くしかないんですね。
公共の交通機関のバスや電車、タクシーを使っての場合も同様で
地獄谷野猿公苑のアクセスは?駐車場事情と電車・バス・タクシー比べた話
に、金額の比較も含めて、かなり詳しくありますが冬場は長距離の徒歩が必須となってしまいます。
そこで、うわっ!!これ便利♪
上手くやりやがったなコノヤロー(;゚Д゚)
っていうシステムが
有料にはなりますけど、あの人気温泉にあるんです。
地獄谷野猿公苑付近の温泉街で冬限定の徒歩アクセスを便利にしてくれるサービスを提供している!
それが、渋温泉が主になって運営している
『スノーモンキーホリデー観にバス』
12月の半ば過ぎあたりから
3月の最後の土日までの冬季限定で
一般車両の通れない、あの過酷な道を
渋温泉から地獄谷野猿公苑まで送迎してくれるんです!
更に
【湯田中駅⇔渋温泉】 【渋温泉⇔地獄谷野猿公苑】
という便利さ!!
車でお越しの方は、渋温泉の駐車場(有料)に止めて
『スノーモンキーホリデー観にバス』で禁断の道路を通って
地獄谷野猿公苑に徒歩15分で行ける一番近い『地獄谷駐車場』まで送ってもらう。
事もできちゃうし
公共の交通機関を使ってお越しの方は
長野電鉄の電車で湯田中駅に到着してバス・タクシーなどで
(予約状況によっては湯田中駅から渋温泉まで観にバスで渋温泉に行ける事も)
渋温泉から『スノーモンキーホリデー観にバス』で禁断の道路を通って
地獄谷野猿公苑に徒歩15分で行ける『地獄谷駐車場』まで送ってもらう。
なんて事もできちゃいます。
注:湯田中駅からは長電バスで運営している路線バス【上林線】【志賀高原線】で渋温泉に行く事もできます。
≪路線バス≫
時刻表は予告なく変更になりますので長電バスでの確認をお願いします。
※長電バス㈱ 026-295-8008
※長電バスHP http://www.nagadenbus.co.jp/
完全予約制で名称の通りミニバスなので、かなり人数的に制限はありますが
それだけにメリットも。
観にバスが送ってくれる『地獄谷駐車場』からの15分の徒歩区間は
『スノーモンキーホリデー観にバス』に乗った人達しかいない!
そして、地獄谷野猿公苑への徒歩区間に位置する
世界中でお猿が最初に温泉に浸かった露天風呂を持つ『後楽館』の敷地内を
特別に歩くルート。
冬場の混雑から解放されつつ、有名な後楽館も通れて
近道で地獄谷野猿公苑に行ける!!
これすごい!
更に、お得チケットにすれば
『地獄谷野猿公苑』の入苑料もセットになっているので混雑している
チケット売り場で、まごまごする必要もない!
すごぉ~い♪
詳しくは、こちらのチラシPDFでご覧いただいた方が早いかと思いますが
≪お問い合わせ≫
スノーモンキーホリデー観にバス運営協議会
渋温泉旅館組合 0269-33-2921
チケット発券所 0269-33-8636
ちょっと使い勝手の面で不便なのが...
(12月の開始日から年末年始・1月の第1日曜日までは毎日運行)
★販売してくれるのが乗車日の前日からで直接『渋温泉駐車場内発券所』でチケットを現金で購入して予約完了となる事
前日からの電話予約はNG
★当日のみ電話での空席確認と予約が可能
ってとこ。
ここから推測できるのが...
『どうぞ、渋温泉にお泊りになってね~♪』
って事ですかね( ̄▽ ̄)
前日に直接行って予約するには泊まらない事には無理...ですもんね。
乗車定員が9名のみのバス×2の運行って、かなりの競争率が予想されちゃいますから
行く当日の電話予約って...厳しいんじゃないかと(>_<)
そんな戦略上手な渋温泉の記事

渋温泉って長野県の中でも泊まって損はしない温泉街。
ジブリの『千と千尋の神隠し』のモデルにもなったんじゃないか?
って言われていて
国指定有形登録文化財の宿としても有名な『金具屋』さんもあるし。
風情あふれる街並みも、特に冬は雰囲気ムンムン♪
渋温泉の詳しいたびノート♪
長野県人でも一度は泊まってみたい温泉街です!
地獄谷野猿公苑の歩きと駐車場の冬事情を補助する付近の人気温泉街の秘策のまとめ
地獄谷野猿公苑は、冬こそ行ってみたい場所ではあるけれど
冬だからこそ、不便になってしまうというジレンマ的な場所。
何とか少しでも楽に行ける方法ないかな~??
と考えてしまうのが人情ってもんです(;’∀’)
この、渋温泉で運行している『スノーモンキーホリデー観にバス』が
そこの人情を上手に突いたサービスやってるの知っちゃったので
シェアしてみました!
地獄谷野猿公苑へのアクセス事情の痒いところに手が届く記事は
地獄谷野猿公苑のアクセスは?駐車場事情と電車・バス・タクシー比べた話
そして、地獄谷野猿公苑のおひざ元で大人気の渋温泉の記事は
渋温泉の日帰り観光は駐車場が要?外湯も温泉猿もここからスタートが○!
おしまい。